2015年 10月 29日
ハロウィーン及びソーシャル・セキュリティー |
平成27年10月27日
在留邦人の皆様及び旅行中の皆様
在ニューヨーク日本国総領事館
※本メールは,安全対策情報を含む総領事館からのお知らせとして『パークアベニュー299』の名称で皆様に情報を発信しています。
パークアベニュー299 第22号
~領事部より~
●ハロウィーンにおける安全アドバイス
本年もハロウィーンが近づき,特にお子様たちは楽しみにしていることと思います。楽しいハロウィーンにするためにいろいろと注意が必要です。当館ホームページにニューヨーク市警が発出している安全アドバイスを日本語にして掲載していますのでご参照ください。自治体によっては,「トリック・オア・トリート」の時間を指定している場合もあるようですので,在留地や滞在先の自治体ホームページ等をご確認の上,事故に巻き込まれることのないよう十分ご注意の上,楽しいハロウィーンをお過ごしください。
※当館ホームページ(ハロウィーンにおける安全アドバイス)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/oshirase/2015/October-22.html
●ソーシャルセキュリティナンバーの申請について
妻のソーシャルセキュリティナンバー(SSN)を申請した邦人の方から「申請書,パスポート,I-94の他,婚姻関係を証明する書類を求められ,戸籍謄本と自身で作成した和訳文を提出したが和訳文は不要として返却された。しかし,その後6週間以上経つが何の音沙汰もない。いつになったらSSNが発行されるのだろう」とのご相談が寄せられました。
当館からソーシャルセキュリティアドミニストレーション(SSA)事務所に照会してみたところ「SSAでは外国語文書は全て指定機関で翻訳する原則となっておりその作業には平均12週間かかる。従って,外国人のSSN発行審査は事務所の平均事務処理期間(約4週間)を大幅に超過する傾向がある」との回答でした。しかし,日本人の氏名は同じ漢字でも幾通りもの読み方がありますので,戸籍謄本を正確に訳すことは実は簡単なことではないと思われます。
さて,当館では戸籍に基づいた婚姻証明,出生証明,戸籍謄本の翻訳証明等の各種証明を発行しています。SSN取得を目的とした申請も多くみられます。当館発行の婚姻証明をSSAへ提出して上述のような長時間を要したとの話は聞いていません。ただし,婚姻証明では不十分とされて戸籍謄本を求められるケースもあり,実際は各SSA事務所の判断によるところが大きいようです。
当館としては本件実態の把握に努めたいと思っていますので,SSAに当館発行の証明を提出したが手続きに異常に手間取った等SSN取得にまつわるご経験がある方は当館までご一報頂ければ幸いです。
●Who Are You?
車を運転していて,交差点の赤信号で止まったとき,突然後部ドアのガラスを叩かれ,振り返ると女性がドアを開けるようにと言っている。反射的に窓をちょっと開けたら手を差し込み,ドアのロックを外そうとした。幸い,信号が青に変わり発進したがその女性は次の交差点までも追いかけてきて,今度は別の車に同じようなことをした。そして,その車の前に倒れ込んでしまった。
ここに書かれていることは在留邦人の方の体験談として当館に寄せられたものです。
この女性が何らかの問題を抱えていたのかもしれません。何からか逃げようとしていたのかもしれません。あるいはカージャックであったり,何らかの犯罪目的だったのかもしれません。
さて,このように何かに驚いてとっさの判断が分からなったり,思わず反射的に動いたためにスキができ,物を盗られたりすることもあります。スリなどの犯行は注意が散漫になったり,別のところに向けられた時に行われます。
私たちは自分の身は自分で守りましょうと皆様に訴えています。
大きな音がしたり,あるいは周囲で小銭が撒かれたり,誰かがぶつかってきそうになったりと,反射的にスキを作ってしまうことがあります。
スキを作らないようにするには驚かず,反射的に反応しないことが肝心です。常に,何かあっても動じず,少なくとも多少の間をとってから行動に移すということがスキを作らないようにするコツです。
●ニューヨーク安全対策情報(7月~9月期)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j/2015/3.html
●海外安全情報(広域情報)「バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2015C298
●在留届(帰国・変更届)を必ずご提出ください
海外に3ヶ月以上滞在する方は在留届の提出は法律上の義務とされています。在留届が提出されていれば,海外在留邦人が事件や事故,災害に遭ったのではないかと思われるとき,在外公館から安否確認,緊急連絡,留守宅への連絡等が迅速に行えます。また,海外にいる在留邦人のための長期的な教育・医療等の施策を政府が検討する際の重要な資料にもなっています。
当館管轄地域(ニューヨーク州,ニュージャージー州,ペンシルバニア州,コネチカット州フェアフィールド郡,ウェストバージニア州,デラウェア州,プエルトリコ,バージン諸島)にお住まいでまだ提出されていない方,新たに転入された方は忘れずに在留届の提出をお願いします。在留届は外務省のHPのORRネットを通じて届けることもできます。
また,帰国された方や当館管轄地域から管轄外へ転出された方は帰国・転出届を提出いただくようお願いします。管轄内でも住所や家族の情報が変更になった際には変更届を提出いただきますようお願いします。
昨年7月より,滞在期間が3ヶ月に満たない海外渡航者(旅行者や出張者など)を対象とした海外旅行登録「たびレジ」システムによる情報提供サービスを開始しました。このシステムは,海外渡航者が旅行日程・連絡先等の渡航情報を登録することにより,渡航先国・地域の最新渡航情報や,緊急事態発生時等のメール情報,安否確認等の連絡を受けることができるものです。在留邦人の方で当館管轄地域外へ出張・旅行に出かけられる際には是非ご利用ください。
※当館ホームページ(在留届の提出方法)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
※当館ホームページ(変更届,帰国・転出届の提出方法)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/03.html
※外務省在留届電子届出システム(ORRnet)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/
※外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
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■本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
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在留邦人の皆様及び旅行中の皆様
在ニューヨーク日本国総領事館
※本メールは,安全対策情報を含む総領事館からのお知らせとして『パークアベニュー299』の名称で皆様に情報を発信しています。
パークアベニュー299 第22号
~領事部より~
●ハロウィーンにおける安全アドバイス
本年もハロウィーンが近づき,特にお子様たちは楽しみにしていることと思います。楽しいハロウィーンにするためにいろいろと注意が必要です。当館ホームページにニューヨーク市警が発出している安全アドバイスを日本語にして掲載していますのでご参照ください。自治体によっては,「トリック・オア・トリート」の時間を指定している場合もあるようですので,在留地や滞在先の自治体ホームページ等をご確認の上,事故に巻き込まれることのないよう十分ご注意の上,楽しいハロウィーンをお過ごしください。
※当館ホームページ(ハロウィーンにおける安全アドバイス)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/oshirase/2015/October-22.html
●ソーシャルセキュリティナンバーの申請について
妻のソーシャルセキュリティナンバー(SSN)を申請した邦人の方から「申請書,パスポート,I-94の他,婚姻関係を証明する書類を求められ,戸籍謄本と自身で作成した和訳文を提出したが和訳文は不要として返却された。しかし,その後6週間以上経つが何の音沙汰もない。いつになったらSSNが発行されるのだろう」とのご相談が寄せられました。
当館からソーシャルセキュリティアドミニストレーション(SSA)事務所に照会してみたところ「SSAでは外国語文書は全て指定機関で翻訳する原則となっておりその作業には平均12週間かかる。従って,外国人のSSN発行審査は事務所の平均事務処理期間(約4週間)を大幅に超過する傾向がある」との回答でした。しかし,日本人の氏名は同じ漢字でも幾通りもの読み方がありますので,戸籍謄本を正確に訳すことは実は簡単なことではないと思われます。
さて,当館では戸籍に基づいた婚姻証明,出生証明,戸籍謄本の翻訳証明等の各種証明を発行しています。SSN取得を目的とした申請も多くみられます。当館発行の婚姻証明をSSAへ提出して上述のような長時間を要したとの話は聞いていません。ただし,婚姻証明では不十分とされて戸籍謄本を求められるケースもあり,実際は各SSA事務所の判断によるところが大きいようです。
当館としては本件実態の把握に努めたいと思っていますので,SSAに当館発行の証明を提出したが手続きに異常に手間取った等SSN取得にまつわるご経験がある方は当館までご一報頂ければ幸いです。
●Who Are You?
車を運転していて,交差点の赤信号で止まったとき,突然後部ドアのガラスを叩かれ,振り返ると女性がドアを開けるようにと言っている。反射的に窓をちょっと開けたら手を差し込み,ドアのロックを外そうとした。幸い,信号が青に変わり発進したがその女性は次の交差点までも追いかけてきて,今度は別の車に同じようなことをした。そして,その車の前に倒れ込んでしまった。
ここに書かれていることは在留邦人の方の体験談として当館に寄せられたものです。
この女性が何らかの問題を抱えていたのかもしれません。何からか逃げようとしていたのかもしれません。あるいはカージャックであったり,何らかの犯罪目的だったのかもしれません。
さて,このように何かに驚いてとっさの判断が分からなったり,思わず反射的に動いたためにスキができ,物を盗られたりすることもあります。スリなどの犯行は注意が散漫になったり,別のところに向けられた時に行われます。
私たちは自分の身は自分で守りましょうと皆様に訴えています。
大きな音がしたり,あるいは周囲で小銭が撒かれたり,誰かがぶつかってきそうになったりと,反射的にスキを作ってしまうことがあります。
スキを作らないようにするには驚かず,反射的に反応しないことが肝心です。常に,何かあっても動じず,少なくとも多少の間をとってから行動に移すということがスキを作らないようにするコツです。
●ニューヨーク安全対策情報(7月~9月期)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j/2015/3.html
●海外安全情報(広域情報)「バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2015C298
●在留届(帰国・変更届)を必ずご提出ください
海外に3ヶ月以上滞在する方は在留届の提出は法律上の義務とされています。在留届が提出されていれば,海外在留邦人が事件や事故,災害に遭ったのではないかと思われるとき,在外公館から安否確認,緊急連絡,留守宅への連絡等が迅速に行えます。また,海外にいる在留邦人のための長期的な教育・医療等の施策を政府が検討する際の重要な資料にもなっています。
当館管轄地域(ニューヨーク州,ニュージャージー州,ペンシルバニア州,コネチカット州フェアフィールド郡,ウェストバージニア州,デラウェア州,プエルトリコ,バージン諸島)にお住まいでまだ提出されていない方,新たに転入された方は忘れずに在留届の提出をお願いします。在留届は外務省のHPのORRネットを通じて届けることもできます。
また,帰国された方や当館管轄地域から管轄外へ転出された方は帰国・転出届を提出いただくようお願いします。管轄内でも住所や家族の情報が変更になった際には変更届を提出いただきますようお願いします。
昨年7月より,滞在期間が3ヶ月に満たない海外渡航者(旅行者や出張者など)を対象とした海外旅行登録「たびレジ」システムによる情報提供サービスを開始しました。このシステムは,海外渡航者が旅行日程・連絡先等の渡航情報を登録することにより,渡航先国・地域の最新渡航情報や,緊急事態発生時等のメール情報,安否確認等の連絡を受けることができるものです。在留邦人の方で当館管轄地域外へ出張・旅行に出かけられる際には是非ご利用ください。
※当館ホームページ(在留届の提出方法)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
※当館ホームページ(変更届,帰国・転出届の提出方法)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/03.html
※外務省在留届電子届出システム(ORRnet)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/
※外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
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■本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
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by NY-Toumonkai
| 2015-10-29 04:10
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