郡司 東彦 ヘッジファンド 現在シアトル在住 |
大学時代に学士のビジネススクールに留学したことが契機となり、卒業後は一貫して外資系金融でのキャリアを積んでいます。NYには2002年から4年間滞在し、主に米国の投資銀行(インベストメントバンク)で、M&Aのアドバイザリーや、LBO、IPOなどの資金調達のアレンジを担当しました。2006年よりヘッジファンドに移り、投資アナリストとして勤務しています。
尚、ヘッジファンドは一般に、「素性がよく分からない危険な存在」と言うイメージを持って語られることが多いようです。その理由は、97年のアジア通貨危機や98年の世界金融危機を引き起こしたのがヘッジファンドだと考えられているからだと思います。ただ元来のヘッジファンドは、「ヘッジ(=リスク回避)」との名称が物語る通り、株価の上下するリスクを抑制した形で長期安定投資を行う、資産運用会社の一形態に過ぎません。最近ようやくその理解が浸透しつつあり、喜ばしく思います。
NYには色々な人が「夢」を追いかけながら滞在しており、非常によい刺激を頂いています。NY稲門会は、職場で外国人に囲まれている私にとって、同窓の皆さんとお会いする貴重な場を提供してくれています。